Raspberry Pi | RDPで接続してみたいxrdpでWindows端末に画面転送します
こんにちは、tapunです。
普通に使っている分にはSSH接続で問題ないのですが、今後簡単プログラミングソフトのScratchを使ってみたいな~~と思っているので、WinマシンからRaspberry PiにRDP接続できたら便利だな!
そこで今日はその設定をします。
xrdpとは
今回はXRDPを使います。
xrdp はオープンソースで開発されている Remote Desktop Protocol のサーバソフトウェアです。
xrdp プロジェクトのゴールは rdesktop や FreeRDP また Microsoft のリモートデスクトップクライアントなどから接続できる完全な Linux ターミナルサーバを提供することです。
引用元:https://xrdp.vmeta.jp/
作業内容
xrdpのインストール
- 下記のコマンドを実行してxrdpをインストールします。(数分かかりました)
$ sudo apt-get update $ sudo apt-get install xrdp
- 日本語キーボードへの対応
$ cd /etc/xrdp/ $ sudo wget http://w.vmeta.jp/temp/km-0411.ini $ sudo ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini $ sudo ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini $ sudo ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini $ sudo service xrdp restart
- 使用ポートの確認
iptablesでxrdpで使用するログイン用ポートを画面転送ポートを開けます。
ログイン用のポートは、/etc/xrdp/xrdp.ini
に記載されています。
画面転送用のポートは/etc/xrdp/sesman.ini
に記載されています。 - iptablseで許可
$IPTABLES -A INPUT -p tcp -s "RDP接続元IP" --dport 3389 -j ACCEPT $IPTABLES -A OUTPUT -p tcp -d "RDP接続元IP" --sport 3389 -j ACCEPT $IPTABLES -A INPUT -p udp -s "RDP接続元IP" --dport 3350 -j ACCEPT $IPTABLES -A OUTPUT -p udp -d "RDP接続元IP" --sport 3350 -j ACCEPT
家の中で遊んでるだけならいいんですが、外部から接続できる場合はiptablesのルールはきつめに設定しておきましょう。
参考:iptablesの設定方法
これで準備は完了です。
Windows端末からRDP接続
- [スタート]メニューから[リモートデスクトップ接続]を選択します
- Raspberry PiのIPアドレスを入力します。
# 分からない場合はRaspberry Pi 側でifconfigコマンドを打って調べましょう
- [接続]をクリック
- あやしげな画面が転送されますので、ここにRaspberry Piのユーザでログインします。
※ここで、”@”を打って違う記号が入力された場合は日本語キーボードに対応できていないので上の設定をやり直した方が後々困りません! - 入力した内容が合っていれば、左上にコネクションログがでてきてしばらく待つと・・・
- ログインしたユーザのデスクトップ画面が出てきます!
無事に接続できました! 😀
まとめ
xrdpを使うことでWindows端末からRaspberry Piにリモートデスクトップ接続できるようになりました。
これでScratchの検証もはかどります!
以上です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
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