Raspberry Pi|ラズパイ3にOS入れ直しの巻
こんにちは、tapunです。
目次
はじめに
購入してOSだけインストールして放置していたラズパイ3ちゃん、久々に起動したら
mounting FUSE control file system
で起動が止まってしまってにっちもさっちも行かなくなりました。
フォーラムを見ても直ってる人があまり見つけられず、結局OSを再インストールしている人がいたので、私もそれに習って最新版のraspbianで心機一転、再セットアップすることにしました。
大した設定をしていなくてよかった
Raspi3の初期セットアップの備忘録として、一応流れをメモしておこうと思います!
# 基本はraspi2のときのこちらに沿ってます
OSインストール
- 公式サイトからRaspbian最新版をダウンロード
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
今回は2017-09-07 Release のRaspbian Stretch with Desktopあとは基本的には公式サイトのインストールガイドに沿って作業をします。
https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/installing-images/README.md私はMac OSで作業をしました。
https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/installing-images/mac.md - SDカードをFAT32でフォーマットします
- SDカードがdiskn(nは数字)でマウントされていることを確認します。(例:disk4)
※このとき、nの数字を間違えないように注意が必要です!
# df コマンドなどで確認できます。 - micro SDカードをunmountします。
※ディスクユーティリティから作業します。 - terminalに入り、下記のコマンドを実行します。
sudo dd bs=1m if=path_of_your_image.img of=/dev/rdiskn
もし失敗する場合は、”rdiskn”の代わりに”diskn”と入力してみてください。
sudo dd bs=1m if=path_of_your_image.img of=/dev/diskn
※”n”は先の手順でメモした番号です!これを間違えるとあなたのMacが二度と起動しなくなってしまうかもしれないので、慎重に実行しましょう!
10分ほどかかってコマンドが完了しました!
- ddコマンドが完了したら、下記コマンドを実行しsdカードを取り出します。
sudo diskutil eject /dev/rdiskn
これでOSインストールは完了です!
Raspberry Pi の起動
SDカードを挿し、HDMIケーブル、USBマウス、USBキーボードを挿して電源ケーブルをさせば起動します。
電源ケーブルは、Raspi3B以降はちょっと強力なものが推奨されているので気をつけましょう。
- You’ll need a good-quality power supply that can supply at least 2A at 5V for the Model 3B, or 700mA at 5V for the earlier, lower powered models.
何も考えずに起動したら、GUIのわかりやすいデスクトップに切り替わります。
# 自動でpiユーザでログインしておりました
初期設定
Wifi設定
今回はGUIで設定しました。デスクトップの右上のネットワーク設定をクリックすると接続可能なSSID一覧が表示されますので、お好きなものを選択してネットワークに接続します。簡単・・!
ネットワークに接続したら、IPアドレスを確認しておきましょう。
SSHを有効に
$ sudo touch /boot/ssh
パッケージのアップデート
$ sudo raspi-config
updateからパッケージをアップデートします
ロケールの変更
rapri-configに入っているついでに、ロケールをja-jpに変更しておきます。
一旦rebootします
$ reboot -n
MacからSSH接続
- Terminalを起動してraspi3ちゃんにSSH接続します
$ ssh pi@192.168.X.X
初期設定のユーザは user: pi password: raspberry です。
これから変更します。
rootユーザのパスワード設定
デフォルトでは設定されていないので、一応設定しておきます。
$ sudo passwd root
普段使う用のユーザ追加、piユーザの権限変更
デフォルトのpiユーザはパスワードなしでsudo権限があるので、セキュリティ的にイマイチです。
$ sudo adduser tapun
# tapunというユーザを追加
$ sudo gpasswd -a tapun sudo
# tapunユーザをsudoグループに追加することで、sudo権限を与えます
$ sudo gpasswd -d pi sudo
# piユーザをsudoグループから外します。
IPアドレス固定
いちいちIPを調べるのは面倒なので固定にします。
- /etc/dhcpcd.confをエディタで開きます
$ nano /etc/dhcpcd.conf
- 固定IPの設定を追記 or コメントアウトを外して修正します
# Example static IP configuration: interface wlan0 static ip_address=192.168.X.X/24 static routers=192.168.X.1 static domain_name_servers=192.168.X.1 8.8.8.8
-
rebootする
初期設定は以上です。
これでいつでもリモートでアクセスできるようになりました!
次回はリモートシャッターを使ってbluetoothでつないでいろいろ試そうと思います。
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