このエントリーをはてなブックマークに追加
facebooktwittergoogle_plusredditpinterestlinkedinmail

こんにちは、tapunです。

Louis set up his own Raspberry Pi

Raspberry Pi を購入した後、何をすればパソコンとして使えるようになるのでしょう?

設定が足りていないところもあるかもしれませんが、Raspberry Pi 購入後すぐに自分が実施した初期設定内容のをご紹介します。 (画面イメージは、後ほど追加できればと思っています)


OSインストール

  1. まずはじめに、Raspberry PiにOSをインストールします。
    公式サイトから「Raspbian Jessie」のZIPファイルをダウンロードします。
    https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/

    あとは基本的には公式サイトのインストールガイドに沿って作業をします。
    https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/installing-images/README.md

    私はMac OSで作業をしました。
    https://www.raspberrypi.org/documentation/installation/installing-images/mac.md

  2. ダウンロードしたzipファイルを解凍し、imgファイルにします。
  3. 続いてMacに接続してFAT32でフォーマットしたmicroSDカードが、diskn(nは数字)でマウントされていることを確認します。(例:disk4)
    ※このとき、nの数字を間違えないように注意が必要です!

  4. micro SDカードをunmountします。
    ※ディスクユーティリティから作業します。
  5. terminalに入り、下記のコマンドを実行します。
    sudo dd bs=1m if=path_of_your_image.img of=/dev/rdiskn

     もし失敗する場合は、”rdiskn”の代わりに”diskn”と入力してみてください。

      sudo dd bs=1m if=path_of_your_image.img of=/dev/diskn
    ※”n”は先の手順でメモした番号です!これを間違えるとあなたのMacが二度と起動しなくなってしまうかもしれないので、慎重に実行しましょう!
    # コマンドで実行しなくても良いGUIツールがあるようですが、私の環境ではなぜかうまくできませんでした・・・

  6. ddコマンドが完了したら、下記コマンドを実行しsdカードを取り出します。
     sudo diskutil eject /dev/rdiskn

     

これでOSインストールは完了です!


Raspberry Pi の起動

Raspberry Pi に、OSをインストールしたmicroSDカードを挿し、電源ケーブルをつなぎます。

電源ボタンはないので、電源をつなぐだけで起動します。
想像よりも早いスピードで起動処理が走っている様子が見られます。
4コアなので4つのラズベリーが表示されていて可愛い!


キーボード設定を日本語に

始めは英語キーボードに設定されているので、ダブルクオーテーションの位置が分からなくて苦労しました・・・。

  1. Raspi-Config画面を出します
    $ sudo raspi-config
  2. [configure_keyboard]を選択し、Enter
  3. お手持ちのキーボード(我が家はSANWA)を選択し、Enter
  4. キーボードレイアウトを聞かれるので、[Japanese – Japanese (OADG 109A)]を選択し、Enter
  5. [The default for the keyboard layout]を選択し、Enter
  6. [No compose key]を選択し、Enter
  7. Ctrl+Alt+Backspaceキーの処理は[No]を選択し、Enter


SSHを有効に

同じネットワークに繋がった端末からログオンしてリモートでの作業も許可するために、SSHを有効にします。

  1. Raspi-Configを出します。
    $ sudo raspi-config
  2. [SSH]を選択し、Enter
  3. [Enable]を選択し、Enter

rootユーザのパスワード設定

デフォルトでは設定されていないので、設定しておきましょう。

  1. rootユーザのパスワードを設定します。
    $ sudo passwd root

普段使う用のユーザ追加、piユーザの権限変更

デフォルトのpiユーザはパスワードなしでsudo権限があるので、セキュリティ的にイマイチです。

  1. $ sudo adduser tapun
    # tapunというユーザを追加
  2. $ sudo gpasswd -a tapun sudo

     # tapunユーザをsudoグループに追加することで、sudo権限を与えます

  3. $ sudo gpasswd -d pi sudo
    # piユーザをsudoグループから外します。
  4. $ sudo nano /etc/sudoers

     piユーザをコメントアウトします。

    #pi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

     


無線LAN設定

  1. まず、購入した無線LAN子機をRaspberry Piに接続します。

  2. 無線LANの設定をすべく、下記設定ファイルをviで開きます。
    $ sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

    WPA2/WPA-PSK方式の場合は、下記のように編集します。

    ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
    update_config=1
    network={
      ssid="YOUT_SSID"
      proto=WPA2
      key_mgmt=WPA-PSK
      psk="YOUR_PASSWORD"
    }<span id="mce_marker" data-mce-type="bookmark">​</span>

     

  3. Raspberry Pi をrebootします
    $ sudo reboot

パッケージの更新

  1. 無線LANでネットワークに接続できたら、IPアドレスを取れているか確認します。
    $ ifconfig
  2. IPアドレスに問題なければ、パッケージのアップデートを行います。
    $ sudo apt-get update
    $ sudo apt-get upgrade

     


起動してすぐに設定した項目は以上です!

OSのインストールから始まり、その後は初期セットアップを行いました。 少しでも参考になれば幸いです。


Raspberry Pi ブログランキングへ