Raspberry Pi | viより直感的!標準エディタ”nano”の使い方ガイド








こんばんは、tapunです。
忘年会シーズンですね!今週は週4で飲み会があってヘロヘロです。
はじめに
みなさん、最初にRaspberry Pi を触ると標準エディタのnanoの突然の登場にビックリしませんでしたか?
公式ドキュメントを見ていると出てくるnanoというエディタ。
例) “open a file in the nano text editor.”
viに比べてとっても簡単ですが、Raspbianを触って初めて使うという方も多いと思いますので、使い方をまとめていこうと思います!
nanoとは
nanoは、UNIXを中心としたシステムで使われる、cursesを使ったテキストエディタの一種である。
スクリーンエディタの一種でありながら、CUIを用いて編集を行なうことが可能である。スクリーンエディタとして有名なものは既に多数存在するが、このエディタの特色は、その操作方法がWYSIWYGに慣れたユーザにとって分かりやすいため、初心者でも比較的容易に扱うことが可能という点にある。
引用:wikipedia
私が使ってみて感じた1番の特徴は、起動してすぐに入力できるスピード感!です。
viの場合は起動してから”i”キーを打ってからじゃないと入力できないので、入力間違いは少ないですがその分まどろっこしい印象がありました。私は今ではすっかりnanoを選んで使うようになっています。
よく使う操作を覚えましょう!
実際にnanoを使ってテキストを入力、編集する流れでご紹介します。
nanoでテキストファイルを新規作成 or 既存ファイルを開く
$ nano <filename>.txt
これだけです!
新規に作成した場合には、このような画面に切り替わります。
この画面のまま、好きにテキストを入力することが出来ます。
例えばこんな感じ。
よく使うオプション
よく使うオプションは、エディタ表示の下部に記載されています!覚えなくてもイイ!!
★上書き保存
[Ctrl]+[X]キー 下のような画面になるので、その後 [Y]キー
★保存しないで終了
[Ctrl]+[X]キー 上のような画面になるので、その後 [N]キー
★カット&ペースト(コピペ!)
- 1行をカット:[Ctrl]+[K]
- 文字列をカット:カットしたい文字列の頭にカーソルを合わせて[Ctrl]+[6] → カーソルをカットしたい列の末尾まであわせて[Ctrl]+[K]
- ペースト:[Ctrl]+[U]
例を見てみましょう!
- 例文です。
- 2行目をカットします(Ctrl+K)
- ペーストします(Ctrl+U)
- “テスト”という文字列をカットするためにカーソルを”テ”に合わせ、(Ctrl+6)
- 3文字カットするため、”→”キーを3回押します。そして(Ctrl+K)でカット。
- ペーストしたい部分にカーソルを合わせ、(Ctrl+U)
★サーチ(検索)
[Ctrl]+[W] → 検索したい単語を入力し、Enterをおします。
一度検索した文字列で再度検索したい場合は、もう一回Ctrl+Wを押してenterを押します。
検索キーワードを変えたいときは、[Ctrl]+[/]を押すとキーワードをリプレイスできます!
まとめ
直感的に使える簡単エディタのnanoの基本操作のご紹介&備忘録でした!
viに慣れている方がうらやましいですが、nanoであれば初心者な私でも普通のメモ帳感覚で使えるので、気に入っております。色々操作方法も書きましたけど、普段は上書き保存(Ctrl+X)しか使いません~
ではでは!
viは嫌いですが、自分も今更ですが最近nanoを使い始めました。
SSHからでも充分に使いやすいので、気に入りました。
Windowsで使うエディタで慣れている人にはnanoが合っているような気がします。