WORK|AWS認定資格に合格したお話(AWS Certified Solutions Architect Professional)
こんにちは、tapunです。
赤子が生まれてからすっかり更新できていませんでしたが、半年ほど前に取得したAWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナルレベルの合格メモを記載しておこうと思います。
目次
はじめに
2年前に取得したAWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイトレベルの失効日が近づき、プロフェッショナルレベル受験の割引バウチャーが届いたので、せっかくなので受験することにしました。
試験自体は1回目で合格しましたが、なかなか勉強方法の手ほどきがネット上に転がっていなかったので、自分の勉強内容も(詳細は書けませんが)他の方の参考になればと思い記載しておきます。
参考にしたブログ
http://tech.lexues.co.jp/archives/2020
その2:模擬試験の受験結果からの自分の知識の分析をする手法が参考になりました。
http://yomon.hatenablog.com/entry/2015/10/21/080826
勉強時間
3週間くらいです。
可能な範囲で仕事終わり、土日はカフェ(主にコメダ)にこもって勉強しました。
勉強方法
受験日の決定
締切がないと頑張れないタイプなので、まずは受験日を決めました。
おそらく私と同じようにアソシエイトレベルが失効しそうになっている人が多い時期だったらしく、都心でほぼ日程は選べない状況でした。一旦2週間後に受験することにしました。
サンプル問題を解く
他の方のブログを参考に、まずはサンプル問題を解いてみました。
ところが、1問目から全然意味が分からず・・・。そもそも普段仕事で使っているAWSサービスがかなり限られていたため、名前しか分からないサービスも多々ありました。
そこで、まずはサンプル問題に出てくるサービスについてAWSクラウドサービス活用資料集を見てサンプル問題の選択肢すべての内容を把握できるようにしました。
※正解でない選択肢がなぜ不正解なのか?という視点で勉強しました。
また、もう忘れていると思ったのでアソシエイトレベルのサンプル問題も復習しました。
# こちらはさすがにほとんど理解できている状態でした!
模擬試験その1
サンプル問題に出てくる用語のチェックが終わり、今時点での自分の実力を確認しておこう、ということで模擬試験を受験しました。
模擬試験は1回4,320円で、自宅で受験できます。
軽い気持ちで受験したことを後悔するくらい分からず、1回目は37%で不合格でした。
1度目の模擬試験受験時には、この模擬試験の結果は後から確認できると思っていたため、特になにもメモせずに結果を見て終了してしまいました。これは大きな失敗でした。
受験日の延期
模擬試験で、あまりにも自分の実力がないことが分かったので、受験日を1週間ほど延期することにしました。
半額とはいえ、試験にはお金がかかっていますので、本番試験は1度で合格せねば・・・!と考えました。結果的にこの時に延長して本当に良かったです。
日程変更は確か2日前までは無料でできます。
QuikLABSでの学習
普段触っていないサービスの理解度を上げるために、QuikLABSを利用しました。
QuikLABSの概要はこちらでご確認ください。
さまざまなクエストがあり、毎回クレジットを購入しているとお金がバカにならないのですが、今回は短期集中で様々なサービスに触れたかったため、55$で30日間無制限アクセスができるサブスクリプションを購入しました。
QuikLABSを使えば、AWSアカウントもStudent用に都度発行されるので、自分のAWSアカウントで課金されずに色々試すことができます。しかも各種サービスを活用するためのシナリオを見ながら作業できるので、効率よくそのサービスで設定できることを学ぶことができました。
こんな感じ↓で、予め実施するLABをあつめたクエストも準備されているし、自分で1つ1つLABを選択して試すこともできます。
受験勉強として私は計21個のLABSを実施しました。
サンプル問題の解説をしているブログを見ておく
ある程度サービスを触ったところで、試験の問題に慣れるために色々検索して例題っぽいものを見つけたので、それを解きました。
※本当は1回目の模擬試験の問題をメモしておき、それを解けばよかったのですが・・・!
こちらの英語のブログを参考にしました。
他のジャンルのサンプル問題を解く
PSAは様々なAWSサービスについて幅広く知っておく必要があると考え、Developer Associateレベル、SysOps Associateレベル、DevOps Professional レベルのものも確認しておきました。
模擬試験その2
試験での聞かれ方をもう一度確認しておきたいと思い、迷いましたがもう一度模擬試験を受験しました。
今回は後で復習できるように、問題と選択肢をメモしながら受験しました。
結果は52%で不合格でした。
結構勉強したのに・・・!とショックをうけつつ、前回は37%だったので、着実に伸びていることに希望をもち、復習にいそしみました。
ひたすら復習
こちらのブログを参考に、模擬試験で出題された問題を分類わけしつつ、理解できなかった選択肢について地道に公式ドキュメントやSlideShareの資料を漁って勉強しました。
しかし、どうしてもどのジャンルに分類されるのか分からない問題もあったので、そこはあきらめつつ、調べて分かるところを埋めていきました。
40問すべてを調べたころには、1つの問題集みたいな資料ができあがっていました。
# 私はOneNoteにまとめていました。
その資料を印刷して、試験日は直前まで池袋のベッカーズでブツブツ言いながら復習し、試験会場にいく途中でレッドブルを飲んで景気づけをしました。
本試験の振り返り
結果としては73%で合格しました。
170分で80問、もたもたしているとあっという間に時間がなくなってしまい、最後の問題までたどり着けないなぁという印象です。模擬試験も90分で40問という時間配分なので、問題を読んだらすぐに回答するという癖をつけるためにも、模擬試験は役立ちました。
個人的には模擬試験を2回受けて、時間配分、試験での知識の聞かれ方(単純にクイズのように聞かれるわけではない)を把握できていたことによって、本試験で焦らずに問題に取り組めたました。
問題によっては、複数の選択肢が間違っておらず、よりその問題が求めている効果を出せるものを選択しなければならないなど、判断が難しいものが多く、今また受験したら合格できるか分かりません。
さいごに
今回の視覚は仕事に直結するので、アソシエイトも失効させることなくプロへレベルアップできて良かったです。
試験に受かることが目的ではないという方もいますが、個人的には試験に受かるための勉強をする中で得る知識も多いので、ひとまず合格することを目標にしてOKだと思ってます。実践的な知識は、その資格保持者として活動する中でついてくると期待しています。
ここ1年で最も勉強した1か月でした。
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